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日本の住宅の寿命は30年〜35年といわれています。欧米の70年〜90年に比べると大変短いものです。古来より日本の在来木造工法の主要構造材となる木材は、春夏秋冬の四季がある日本の気候風土で長い年月をかけて、その強度と剛性そして耐久性を増していきます。20年や30年で建替えるには、まだまだ丈夫で十分使用可能な土台、柱、梁等を捨てることになります。住人と共に生活を過ごしてきた愛着のある家屋を、短期で無くすことは、人の心にとっても残念なことと言わざるを得ません。
いざ建替えとなると、廃棄処分材の増加と天然資源である木材の消費量増加等の地球資源の浪費と環境悪化が考えられます。さらに言うまでもなく多額の費用や労力が必要になってきます。また一方で、住宅の部分的なリフォームを何度も繰り返す事で、結果的に見れば建替えよりも高額になるケースも耳にします。リフォームのいたずらな繰り返しも、工事や資源の無駄につながりかねないのです。
この”建替えまっ太くん“は既存の構造材を検分の上、使用できる材料を活かしながら愛着ある家屋をまるごと再生する地球環境にやさしい“エコ建築”です。これからの時代に合わせて合理的、効率的な建築とリフォームの在り方を追求します。
お客様のご要望に合わせ、納得いくまで最適な住まいとライフスタイルをご提案するリノベーション、それが”建替えまっ太くん”なのです。